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この度の自然災害では予期せぬ雨の影響で多くの心労を重ねられたかと思われます。 はやく平穏な日々が戻りますようにと願っております。 佐賀の酒蔵の一部では浸水被害にあってしまった酒蔵もあると聞きました。 状況がまだはっきりとつかめていませんが 日本酒を応援するお店として出来ることを考えています。 線状降水帯はまだまだ続くとの予報が出ています。 マスターの家の裏も土砂災害の恐れがあるため しばらく避難生活が続くかもしれません。 しかしながら こんな時だからこそ、 務めて明るく生きていけるように また、そんな輪をつくっていけるように 浸水被害にあった酒蔵を応援すべく できる限り、 お店を開けていきたいと考えています。 御来店の際はどうか 十分な安全を確保したうえでお越しください。 ９月１日はアメフェスがありますね🎆 当店ではその同日、アメフェスの花火に 乗っかったイベントを開催予定しています。 こんな時だからこそ、 笑顔になれるような輪と場所をつくりたい🌠 アメフェスが開催される限りはイベントは 実行予定でいます。 それでは 今後の天気が良いものへと改善されるように、 また、被害に遭われた方や酒蔵の平穏が 日常に戻ることを切に願っております。
御予約の御客様のために大切にとっておいた 『せんきん、かぶとむし』 本日夜10時くらい？開栓で～す♪♪ かわいいボトルでしょ(*≧з≦) 味わいもプリティー極まりない❣️ なお、明日日曜日はきき酒の大会にエントリーするため、営業時間がかわりますので、ご了承ください。 通常営業時間 18:00～1:00のところ、 8月22~24は 18:00～24:00閉店 になります。 なにとぞご了承ください。 なお、25の㈰はお休みさせていただきます。 また、もうひとつ別のお知らせ♪ 九月一日のイベント、大人の夏祭り！ 酒池肉林、花火と、秋の味覚を楽しむ日本酒の会に向けてもただいま絶賛準備中で メンバーも大募集中でーす😁 今週末はお天気崩れるかもですが、お気をつけてお出掛けください👍
とある夏祭での出来事。 夏祭には沢山の人があふれ、楽しそうに祭の雰囲気を満喫していた。 花火を観て夏の終わりが来ていることを人々は感じたのだろうか。 でっかい二尺玉の花火が上がると人々は大きな歓声をあげた。 花火が終わると一斉に人は引いていく。 それから、 会場に残って後の祭りの雰囲気を川岸からしばらく眺めていた。 人が多いのは楽しい。 でもそれ以外の楽しさは、分からなかった。 なぜなんだろう、としばらく考え、ある結論に落ち着いた。 それは『祭に参加していなかったから』である。 いや、確かに会場にはいた。 でもいただけで誰ともかかわっていないし、 ただ縁日でにぎわうものを買って、 食べて飲んで花火を観ただけだ。 そこに何のストーリーも感動もない。 それを帰ってきた後に常連のお客様に話をしていたところ あるひらめきを思いつく。 それは『祭をつくろう！』 ということです。 どんな規模でも企画でもいい。 自分たちで一つの祭を作り上げるのです。 祭は元来、儀式的な行事的意味合いだけではなく 人々のこころをまとめる役割を果たしてきたはず。 しかし今はどうでしょう。 いまの祭にはそれを感じません。 祭が終わった後のなんかあの満たされない感じは何なんだ。 もし、 自分たちで祭を作るとして 人々が共通の意識をもって 参加者みんなが結びついて楽しめる祭をつくったとしたらどうだろう？ そこで、今回はアメフェスに合わせて祭を開催することを決意しました 花火を信じられない位、キレイにみれる穴場があるんです。 ここの場所はすごくいい場所なので秘密にしたく、 参加してくれる方にだけ詳細を伝えたいと思います。 そして気になるところの問題の一つとして どんな方が参加しているのか、というのも気になる方がおられるかと思いますが、 日本酒好きな方はとても真摯で大人の考えを持つ方が多いです。 それは若くてもそんな印象を受けることが度々あります。 『日本酒が好きだけど一人で飲みにいくのは勇気が必要だった』 そんな方を束ねて日本酒好きの輪を これからもこの佐世保の地でもっと大きく作っていきたい。 何のために？？ それは大人の社交場を作るために。 それは充実した空間を作るために。 ぜひとも一緒にこの輪を広げて頂けませんか？ 日本酒が好きで 大人の雰囲気で楽しい人と人の繋がりの和をつくりましょう。 日時、詳細をここでは一部お話いたします。 詳細 9月1日㈰ 場所は市街地から少し離れた場所の為、 佐世保駅前よりバスを出します。 17:30佐世保駅出発、 18:00開始の予定。 花火が20:30の予定なので 21:00には終了予定です。 ここまでお話すると 『参加したいけど翌日が仕事だから参加できない』 という意見も出てきそうですね。 ただ、今回のイベントもめちゃめちゃ企画が充実しています。 ・花火が穴場スポットで思う存分、しかも貸切で楽しめる ・秋の味覚をバーベキューで楽しめる ・大人で雰囲気のよい参加者のかたと会話を楽しみながら祭り気分を味わえる ・秋の限定日本酒『ひやおろし』をいち早く楽しめる ・先日ロンドンで金賞を受賞し、今注目の若手杜氏、森酒造場の蔵元様を招いて日本酒のほんとの美味しさがわかる などなど企画としても十分すぎるくらいかと思ってます。 絶対楽しくなること間違いなしです！ 仕事は大切、 でもプライベートのことだって大切なんだ！ という意識をもったアクティブな方、 あるいはそんなアクティブな人にあこがれる方の ご参加をお待ちしております 今回のイベントでより詳しい詳細に関しての情報リンク http://bit.ly/2YSS4D7 ご不明点、ご質問、参加連絡はこちらまで あるいはコメントにて宜しくお願いします。 日本酒専門店タイム マスター 09019269554 メール sakebarsasebo@gmail.com
とある日本酒専門店のカウンターでの出来事。 お盆の期間はいつもと違う客層が訪れます。 帰省で来られるお客様、観光で来られるお客様。 地酒を楽しんだり、珍しいお酒を飲みたかったり、オーダーもさまざまです。 今宵はちょっと珍客が御来店したようですよ。 覗いてみましょう。。。 カランカラン… 『こんばんわ～～～～ん。』 明らかな酔っ払いが入店してきた。 その男、歳のころ、65歳ほどの中年の男性であった。 お断りしようとしたが 一度きたことがある、というのでお通しすることにした。 お客様、ではこちらの方にお掛けください。 うい～～～っと。。。 お客様は席の案内を聞いていなかった。 大丈夫かと思ったが一度通してしまった以上仕方ない。 ひとまず、いつも通りにオーダーを伺ってみた。 『ぼくさあ、何を飲むか知ってる？地酒のアレしか飲まないんだよ』 … …… （さっぱりわからん。そもそも二回目だろ。前回いつなんだよ。） 『覚えてないの？ じゃあいいよ！！！とりあえず何か酒をだしてくれ！！』 その中年男性は投げやりにそう言ってきた。 その時はほかのお客様もいたのだが、 何かよからぬ空気を察したのか カウンターの隣にいたカップルがお会計を求めてきた。 （ちくしょう。あんたのせいで他のお客様が帰ってしまったじゃねえか。） しかし、こちらもプロ 受け入れた以上はそれなりのサービスで対応せねばなるまい。 あまり、気が向かなかったが、 お酒を提供した後にその中年の男性に話しかけてみた。 『そちらのお酒の味わいはいかがだったでしょうか？』 するとおじさんは静かに口を開いてこういった。 『なあ！知ってる！？ぼくね、高知の人間でさ、 しかも地元の酔鯨の日本酒しか飲まねえって前回言っただろ？？ きみ、覚えてなかったの？！君はプロ失格だよ！！もう帰る！！』 『…申し訳ございません。』 まだ他のお客様がいる。 喧嘩腰で対応するわけにいくまい。 イライラする感情を深呼吸で整え 中年男性が帰った後なにかモヤモヤした感情を引きずりながらその日の営業は終わった。 しかし、妙に気になった。 なぜ、あの中年男性はそんなに酔鯨にこだわっていたんだ？？ あんなキレ方ってあるかよ、普通。 なんか、理由があるのか？？？？ 次の日のこと。 台風が近づいていてその日はお客様がまばらだった。 『お盆だというのについてないな～～。 でもこんな日だからこそ、いいことあったりするよな。 がんばっていくか。』 予想通り、お客様の入りはまばらだった。 その時、扉がひらいた。 カランカラン… （お！お客様だ！ついてる、ついてる！） 『こんばんわ~~~ん…』 … （悪夢だ。） あの中年の男性がそこに立っていた。 … 断りたい… そんな感情が一瞬、よぎったが、 昨夜なぜあんなに怒ったのか、 妙に気になったこともあり、 今宵も受け入れることを決めた。 『さ、僕にお酒を出してくれるかい？』 『かしこまりました。』 ちょうど、商品入れ替えのタイミングだったので 万が一の為に仕入れておいた酔鯨を提供した。 『そっか、ありがとう。 僕の言葉を気にして、ちゃんと仕入れてくれていたんだね。』 『もちろんでございます。 本日の酔鯨は純米吟醸の酔鯨でございます。』 心の中であっかんべをしながら、 低い口調でそう答えた。 ひとまず今日は怒られず安堵した。 続けて男性は話をしてきた。 『悪いが酔鯨はもう一つコップにもらえるかい？』 （…？？？ どういう意味だ？？） 言われたとおりに酔鯨をもう一つ注いだ。 『…僕がね、 酔鯨にこだわっているのは理由があるんだよ。 今はお盆だろ？ 母ちゃんがさ、今年遠いところに行ってしまったんだ。』 … わたしはドキッとした。 （そうか。気難しいオヤジかと思っていたが、このオヤジは今、傷心していたのか。 もし、最愛のパートナーがこの世から消えてしまったとしたら私だって正気でいれる自信はない。） 中年の男性は話を続ける。 『でさ、僕は今まで まったくもって、カミさんの為に尽くすって事が できなかったんだけど そのカミさんが地酒の酔鯨がすごく大好きだったんだよ。 今日はねお盆だから帰ってきてくれる日だろ？ この世にいる間は何もできなかったけど、 今、僕はこの場でカミさんと一緒に酒を酒を飲んでいるんだ。 今頃になって馬鹿な男だよね。 ふう。。。。 … しかし、 これは僕が今まで飲んできた酔鯨じゃないね。 新しい酔鯨？ 酔鯨って昔は雑味の多いイメージだったけど これは酒単体ですごく美味しいじゃないか。 何だろう、 このチリチリとした細かい泡みたいな感じ。 すごくキレがあって旨味もある。 すごくうまいよ。 これはカミさんも喜んでくれただろうなあ。 』 中年の男性は酔鯨を口に含むと、 何か、切なそうにながらも 嬉しそうに、そう言ってくれた。 『にいちゃん、昨日は悪かったね。 僕もどうかしていたよ。』 『いえ、わたしこそ気づけずにすみませんでした』 『さて、今日はありがとう。 これで僕の気持ちの整理もついたよ。 この世で残された時間を使ってカミさん孝行していくよ』 今日は 昨日とは違って、 気持ちの良い代金をうけとり、お客様はお店を出た。 … 酒には 一人一人のストーリーがある場合があります。 時に、バーテンダーは 銘柄や味わいでお客様の本当に飲みたいお酒をセレクトするだけじゃなく、 お客様の心に寄り添い、 そのストーリーで選ぶ必要があるのです。 酒と人の交わるショートストーリー。 ～酔鯨～純米吟醸編～ ※このストーリーは一部フィクションですが 大多数はマスターの妄想世界なのでご安心して御来店ください。
恋の距離を縮めたいカップルには【徳利と猪口でアシスト】 ある日のこと。 お互い好意があるであろう、 カップルが来店しました。 まだお付き合いはしていないみたいでした。 来店から 二時間ほど経ち、 二人の距離は どんどん近くなっています。。。♥ も、もどかしい～～💦 男性側が 何か遠慮していて 決め手の言葉を かけられずにいます😂 女性側も好意があるけれど そこは女性からは 決め手は出さないよね💦💦 くうううう～～～！！ マスターの心の声☞ （おい、もう少しだ！イケル！ 男気を見せてくれ！！） それから 見るに見かねたわたし、 なにか距離を縮めたい。。。。 そんなときにとっておきのアイテムがあった！！！ じゃ～～～～ん！！！ 『お猪口と徳利で豊盃純米大吟醸～～！！！』 まるごとリンゴをかじったような果実感と、 日本酒らしいコクや旨味を兼ね備えたこの日本酒は 二人のあま～～～い時間を演出するのにピッタリじゃああ～～～！！！ マスターの心の声☞ （今度こそ！イケル！あと少し！気張るんだ！！） … お猪口と徳利でお酒を酌み交わす二人。。。 美しい。 なんたる美しい光景たることよ。。。✨ お猪口と徳利でお酒を酌み交わすと 必然的にコミュニケーションが生まれる。☘️ そして、豊盃を同時に口に含む二人…🍶 そして、 それを見てみないふりをして、 聞き耳を立てるワタシ。。。ｗ 👂 『美味しい～～～！！！ ほっぺたが落ちそう！！！！😋🍎』 二人とも感激しているっ 二人の距離は一気に縮まった！！！ ヨシキタ～～～～‼‼ さあ、 時計の針はそろそろ12時を回ろうとしていた。 二人は この場での雰囲気を 名残惜しみながらも そろそろ出なくてはいけないという 空気を醸していた。 心の声☞ （さ～みてみ！もう女性のほうは心ほどけて心待ちにしているぞっ） その次である。 『この後どうしようか？？』 食器を洗う手が止まった。。。。 心の声☞ （ち、ちが～～～～～～う！！ 女性にそこは意見は求めるところちゃうねん！！ そこはリードしんしゃいなア～～～ああ！！！！！！！） 女性は苦笑いをしていた。。。。 二人はお会計を済ませて外にでた。 今回はもうそのまま別の道に帰ったであろう。 ハッピーエンドにはならなかったが、 人間、そうは上手くいかないものだ。 しかしながら、 徳利とお猪口で二人の距離は 一気に縮まったのを感じれて こちらもすごく嬉しかった。 今日はダメでも次は行けるぞ。 二人の背中を見送り幸運を祈った。 豊盃の純米大吟醸。 スイートな二人の空間を演出をするのに最高だったな。。。 今宵も密かに、 勝手に、 カップルになりそうな方がいたら アシストさせていただこう。 日本酒専門店の人と酒の交わるショートストーリー、 ～豊盃～純米大吟醸編でした🍎 ※この話はマスターの妄想の世界で脚色があります。 特定の人に向けて書いたわけではございません。 ご安心ください。
バーテンダーの仕事。 バーの仕事は美味しいお酒を提供するだけじゃない。 お酒で心のカギを開けてもらって、 今抱えている問題をお話してもらう、 それでスッキリして気分を リフレッシュして頂く。 そんな事も仕事のひとつなのですね。 ただ、ただ、話をきくだけでいい。 何か気づきになるような一言だけそえて 聴き手に徹する。 …御客様はひとしきり話終えると 最初は雨が振りだしそうな表情が 晴れ晴れとスッキリした表情に変わっていた。 この表情を見れるのは こちらとしても 嬉しいもの。 バーテンダーの誇らしい仕事のひとつです。 …そんな御客様に提供した日本酒は 『横山元年』 純米大吟醸 恐らく、日本で一番新しい酒蔵になります。 長崎県の壱岐島にあります。 このお酒のテイストは スムースでエレガントな白ワインのイメージ。 キレもよく、シャープさもあるので白ワインが お好きならお勧めしたい一杯。 味わいの構成もシンプルなので、 気分がイマイチの時に飲んでも 美味しい！と喜んで頂けます。 日本酒にはパワーがあります。 造り手の端正込めたこのリッチな日本酒、 ぜひ味わってみてくだされ。 長崎県でも、 こんな美味しい日本酒があるんだって、 きっと驚き、喜んで頂けるでしょう。
《帰ってきてもらうための場所 》 お盆期間は御客様の流れが普段と違いますね✨ 観光の方もいますが、やはり帰省の方が圧倒的に増えますね。 『お盆に帰ってきたら絶対ここに来ようと思っていました‼️ 』 そんな嬉しいお言葉を頂くこともあります。 嬉しいことですね。 商売続けてきた甲斐が有りました。 御客様にとって癒しと充足した時間を 過ごして頂ける空間を これからも造っていきたいと思います。 ----------------------- 本日のオススメ日本酒は 高知県の豊能梅の夏生酒。 夏になると体液に近い、 滑らかな日本酒の需要が無意識レベルに増えます。 《焼きナス》などと一緒に頂けば至福のひとときを過ごして頂けること間違いなしでございます。
